represent infinity to oneself
-無限というものを心に描けば-

女流作家３名による、３人展を京都 藤井大丸にて開催します。
主に抽象画を中心に広がる無限の世界は、キャンバス（もしくはそれ同様の土台となる）の中における有限として存在する作品郡として、世代や出自も異なる３名の作家の作品を同空間に展示します。その作品群のコントラストから自由とは一体なにかを再考察しようと試みます。

またこれらの作品には、特徴的な言葉や具体的なモティーフがなく、鑑賞者もしくは所有者（すべての作品は購入可能）に寄り添う形で、作品とその存在が立ち上がります。それは言うなれば空間を形成するひとつの大きな役割を担う”何か”になり得るということであり、まさしくそこに無限の可能性を見て取れると感じています。

 

noie ccは美術史としてのアカデミックな文脈だけにとらわれず、ライフスタイルや、リラクゼーションをアートと共に提案しています。
それは、「自由」という概念において、アートは最もその意味を我々に感じさせてくれる具象化されたオブジェクトであるからです。