RYUZO SHINOMIYA EXHIBITION
HERITAGE
2022 10/29[土]→11/12[土]
- noie extent|
- 展覧会
フリーダイバー/フォトグラファーの篠宮龍三の写真展を開催いたします。
アジア人で初めてジャック・マイヨールの記録を超え、水深115mのアジア記録を樹立、
2016年に競技を引退し水中写真家へ転身し、撮りためた15mを超えるザトウクジラの写真展です。
圧倒的な存在を、その生態を知り優しく寄り添うように撮られた写真たち。
それはクジラと一人の人間の共生の軌跡です。
会期2日目にはギャラリートークも予定しております。
ぜひご期待ください。
RYUZO SHINOMIYA EXHIBITION
HERITAGE
2022年10月29(土) – 11月12日(土)
open:11:00 ~ 19:00(月〜土) / 11:00 ~ 17:00(日・祝)*会期中無休
会場:noie extent (目黒区八雲1-6-7 緑道沿い)
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冬になると沖縄近海にはアラスカやロシアから繁殖や子育てのため沢山のザトウクジラが集まってくる。
フリーダイビングのトレーニングをしているとクジラたちの切なく、くるおしいようなソングが聞こえる。
いつかその声の主を一目見て、撮影してみたいと思うようになった。
のんびりして微笑ましい親子クジラ、
水中で20分以上も大音量で歌うシンガー、
レスティングと呼ばれる休息モードに入り微動だにしないクジラ。
親離れしたばかりの踊るように遊ぶやんちゃな1歳児のクジラも。
一頭のメスを巡り疾走するオスたちには荒ぶる野生を感じる。
毎年のように島に帰ってくる名物クジラもいる。
アプローチや撮影に試行錯誤を続けて10年。幸運にもさまざまなシーンに遭遇してきた。
ザトウクジラたちの不思議な魅力に満ちた生態。
そして体長15mを超える巨体でありながらも繊細で美しい姿が皆さんに伝わればと思う。
撮影地はホームの沖縄本島のほか、奄美や八重山。
これらの地域は2021年7月に世界自然遺産に登録され、生物の多様性や自然の普遍性に国内外から注目が集まる。
10年先もこの海が変わらず、いつまでもザトウクジラたちが安心して帰ってきてくれることを願っている。
篠宮龍三
《イベント》
ギャラリートーク
2022年10月30日(日) 17:00~18:00
協賛:マザーウォーター、タリスカー
あまり知られていないクジラの生態や撮影秘話など映像を交えてお話いただきます。
展示作品とともにお楽しみください。
定員10名(予約制)
ご予約はinfo@noie.ccまでメールにてお名前、電話番号、人数をお知らせください。
篠宮龍三
約20年間、世界の海でフリーダイビング競技を行う。
世界選手権準優勝、水深115mアジア記録樹立。
2016年に現役引退、その後は水中写真家に転身。
フリーダイビングのスキルを活かしてホームの沖縄や国内外の海で素潜りによる大型鯨類の水中撮影を行う。
撮影した鯨類や水中モデル、フリーダイバーなどの作品は国内外の雑誌、広告、CMなどに起用されている。
篠宮龍三